DaVinci Resolve Server構築 ★PostgreSQLでdbサーバ立てて動画編集を共有

1 Comments
kすけ
YouTubeの動画編集にDaVinci Resolveを使っております。
DaVinci Resolveのプロジェクトってローカルに存在していて、パソコンを移動するのが面倒です。
誰かと作業を共有することはありませんが、デスクトップでやり残した作業をノートPCでちょこっと行いたいときとかあります。
そんな場合、ノートPCにプロジェクトがなくって好きな時に作業ができないなんて事が有ります。

普通のデータはファイルサーバに置いておくことで、どのパソコンからでも作業の続きができます。
DaVinci Resolveでもプロジェクトを書き出すことでパソコンを移動することができますが非常に面倒です。
そんな面倒な環境を改善しようと思いました。
DaVinci Resolveには「ローカル」「ネットワーク」「クラウド」の三種類にプロジェクトを作成することができます。
「ローカル」にプロジェクトを作成して都合が悪いのなら、「ネットワーク」か「クラウド」に作成すれば解消しそうです。

「クラウド」はサービス側の都合に振り回される可能性があるので、「ネットワーク」を使ってみることにしました。
「ネットワーク」にプロジェクトを作成するにはDaVinci Resolve Serverを構築する必要があります。
DaVinci Resolve ServerはPostgreSQLによるdbサーバがベースとなります。
我が家には自宅サーバがあるのでWebサーバにDaVinci Resolve Serverをインストールしてみました。
インストールした自宅サーバは4年前に更新したCore i5-9400Fです。

DaVince Resolve Serverのインストール方法を紹介します。
①DaVince Resolve Serverのインストール
②ファイアウォールの設定
③PostgreSQLのデータ保管場所の変更



①DaVince Resolve Serverのインストール
サポートセンターからDaVince Resolve Serverの最新バージョンをダウンロードします。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/support/
サポートセンターのページで「DaVinci Resolve Project Server」で検索するとすぐ到達します。
Windowsの場合はインストーラーを走らせるだけで、インストール作業は簡単です。
インストーラー1つでDaVinci Resolve Server と PostgreSQLの両方がインストールされます。


②ファイアウォールの設定
サーバとして機能させるため一部のファイアウォールの設定を行う必要があります。
ファイアウォールの状態の確認を開いて左側のタブにある「詳細設定」をクリック
davinciresolveserverinst1.jpg
左側タブにある「受信の規則」をクリックし、右側タブにある「新しい規則」をクリック
davinciresolveserverinst2.jpg
「ポート」を選択して[次へ(N)>]をクリック
davinciresolveserverinst3.jpg
「TCP」と「特定のローカルポート(S):を選択して、特定ポートに5432と入力する。[次へ(N)>]
davinciresolveserverinst4.jpg
「接続を許可する(A)」を選択して[次へ(N)>]をクリック
davinciresolveserverinst5.jpg
パブリック(U)のチェックを外しておきます。
davinciresolveserverinst6.jpg
私は外出先から使う場合はVPN接続するのでパブリックは必要ありません。 ※ローカルのみで利用
規則の名前を入力して、[次へ(N)>]をクリック
davinciresolveserverinst7.jpg
サーバ名を設定します。
davinciresolveserverinst8.jpg
管理ユーザーを作成します。
davinciresolveserverinst9.jpg
プロジェクトライブラリの作成を求められるので半角英数でライブラリ名を入力して進みます。
複数のプロジェクトライブラリを作成するには「新規プロジェクトライブラリを追加」をクリックして作成できます。
プロジェクトライブラリの右端にある丸iをクリックします。
davinciresolveserverinst10.jpg
設定マークをクリックして「アクセスキーの書き出し」をクリックします。
davinciresolveserverinst11.jpg
アクセスキーを保管します。 ※キーなので大切に保管します。
「プロジェクトライブラリが有効になりました」の左側のボタンをクリックすると公開されます。 ※赤く光っている状態が公開
davinciresolveserverinst12.jpg
AUthorize Configuration?と小窓が開くので【許可】をクリックします。

これで、サーバ側の設定は完了です。
クライアント側はDaVinci ResolveがインストールされているPCでプロジェクトライブラリのアクセスキーを実行するだけです。



③PostgreSQLのデータ保管場所の変更
DaVinci Resolve ServerのデータはPostgreSQLでdb格納されます。
dbサーバ用に用意したM.2 SSDのNVMeにデータを保管するように変更します。
PostgreSQLのdbデータ保管場所はレジストリに記載されており、その場所は次のとおりです。
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\postgresql-x64-13
ImagePathの値
「"C:\Program Files\PostgreSQL\13\bin\pg_ctl.exe" runservice -N "postgresql-x64-13" -D "C:\Program Files\PostgreSQL\13\data" -w」
の「C:\Program Files\PostgreSQL\13\data」を
書き換えることで保管場所を変更できます。
davinciresolveserverinst13.jpg
サービスでPostgreSQLを再起動すれば適用されます。
davinciresolveserverinst14.jpg
元動画がそのまま格納されるのであれば250GBしかないSSDの容量不足が懸念されます。
最近更新していないYouTubeの動画を作成してみてどのようになるのか確認してみたいと思います。

こんなキーボードを購入したら動画編集のやる気スイッチ入りそう。
スポンサーサイト



kすけ
Posted bykすけ

Comments 1

There are no comments yet.
管理人  
PostgreSQLデータ場所変更後に設定ファイルが変更されない

③PostgreSQLのデータ保管場所の変更で、データベースの保管場所をDドライブに変更しましたが、不具合が出ました。
Davinci Resolve Project Serverの「新規プロジェクトライブラリを追加」で新しいプロジェクトライブラリを作成してから、クライアントでプロジェクトに参加しようとすると「ネットワークプロジェクトライブラリに接続できません」となって参加できません。
「認識情報が正しいことと、サーバーがオンラインでクライアントが接続できる状態にあることを確認してください」って説明されます。

原因が中々わかりませんでしたが、Davinci Resolve Project Serverで作成したプロジェクトの設定情報がCドライブのpg_hba.conf に反映されてました。
DドライブのDataにあるpg_hba.confに追加したプロジェクトの設定情報をコピーすることで認識されました。
  host [Data base name] all 192.168.123.0/24 scram-sha-256
といった設定情報が移動先のDドライブのコンフィグファイルに反映されておりませんでした。
Davinci Resolve Project Server側の問題なのかはよくわかりません。
とりあえず、設定ファイルを手動編集してしのいでます。

2023/11/27 (Mon) 21:51 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply